事実と解釈を分けて考える

羨む女性 ストレスマネジメント
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羨む女性

人は、何か事が起こると、自動的にその事が起こった意味を考えてしまう。
どうしてそんなことが起こったのか、その理由が知りたくなるのだ。

そして、ああでもない、こうでもない、その理由について思いを巡らす。

これは自動的、しかも無意識にに行われること多いので、「自動思考」などと呼ばれる。
自動思考は、事実と解釈がセットになっているということで、多くの人はそれを明確に分けていない。
分けていないから、どこまでが事実でどこからか解釈なのか、などということを意識しない。
このことが、様々な混乱を引き起こすことになる。

常に冷静に状況を把握するためには、この、事実と解釈を分けて考えることが大切なのだ。

例えば。。

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LINEを送ったら既読スルーされた

「既読スルー」問題は、結構頻繁に起こる問題だ。
それが原因でいじめが起こったり、人間関係に亀裂が入ったりする。

それを避けるために、すぐに返信をしなければならなくなり、夜遅くまでLINEを続けて寝不足になってしまうという人もいるという。

例えば、既読スルーされたとする。
そうすると、された人は色々なことを考える。
「無視された」「シカトされた」と憤りを感じたり、あるいは「怒っているのかな」「嫌われたのかな」と心配になったりする。
いずれにしても、良い感情を抱くことはない。

それが頭から離れなくて、ストレスを感じてしまうこともある。

この場合、「既読スルーされた」というところは事実だが、「無視された」とか「嫌われた」というのは解釈である。
どうして相手が既読スルーしたのか、その本当の理由については相手しか知らないことなのだ。

もしかしたら、とても忙しい時で返信する時間がなかったのかもしれない。
そうこうしているうちに、返信することを忘れてしまうこともある。

僕もそういうことがよくあって、それは大変に申し訳ないことなのだけれども、そういうミスはだれにでも起こりうる。
無視する意図はないし、怒っているわけでもない。

勝手に解釈をして、ヤキモキしているのは精神衛生上よくない。
事実は事実だけれども、「勝手に解釈をしている」ということを意識することが大切なのだ。

いずれにしても、その理由については相手に聞いてみないとわからないのであるから、また再度、連絡を取るしか方法がない。
そう考えていると、フラットな気持ちで冷静に対処できる。

上司に呼び出された

また、例えば、上司に呼び出されたとする。
しかし、話の内容はわからない。

そんな時、「ああ、怒られるのかな」と思う人と、「何かいい話があるのかな」と思う人がいる。
メンタルを病む人には後者の人はいないと思うけれども、どちらも、「上司に呼び出された」という事実に対する解釈だ。

こんな時に、変な解釈をせずに、「話を聴いてみないとわからない」というフラットな気持ちでいることが大切なのだ。
常によくないことばかりを考えていると、ストレスが溜まってしまうからだ。

将来の不安は自動思考

こう考えていくと、「将来の不安」というのは、常に解釈の領域だ。
事実が起こっていないのだから、当たり前のことなのだけれど。
しかし、それがものすごくリアリティをもって感じられることがある。

もちろん、不安というのは将来起こるであろうリスクということなので、リスクに備えておくという意味では、とても重要なものだ。
しかし、同時に、それが起こる確率はどれくらいあるのだろうかと、現実的に考える必要がある。

この、現実的に考えることができない人はかなり多い。

現実的に考えるということは、事実と解釈を分けて考える癖をつけることでできるようになってくる。
自分の解釈を極力排除して、事実にのみに注目をする。

そういうことができるようになれば、将来の不安に対しても冷静に対処できるようになる。

まとめ

事実と解釈を分ける。
それができるようになると、冷静に、客観的に物事を見ることができるようになる。
そして、必要以上のストレスを抱えることを回避できる。

どこまでが事実で、どこからが解釈なのか。
そこを冷静に見極められるようにしたい。

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