中学3年生の長男と政治の話をしてみた

議場

参議院選挙真っただ中ですね。

選挙って、いろんな候補者の演説がダダで聴けるので、なかなか面白いし勉強になるしお得ですよね。
こんなことを言ってはなんですが、エンタメとしても素晴らしいです。

そんなわけで、ここのところ、選挙の情報ばかりを見ています。

今話題の映画「新聞記者」も観に行ってきたし。
いろいろと考えさせられるものがありますよね。

風邪気味で学校を休んだ長男

昨日のことですけれど、昨日は水曜日で、私は水曜日は家で仕事している日なんですね。

朝起きてきた中学3年生の長男が学校を休みたいという。
2,3日まえから風邪気味なのは知っていたので、「休んでいいかな?」というので「いいよ~」ってことで、休むことになったんですね。

それで、彼は朝食を食べた後に、「部屋で寝るわ」とって言って部屋に引っ込んだんです。

私はそのあと、家事を一通り終わらせて、仕事をちょっとやって、それで昼頃になって一服って思って、SNSで流れてきた立候補者の演説を聞いていたんですね。

そこへ長男が起きてきた。
「お昼食べたい。」って言って。

それで、昼ご飯を作りながら演説を聞いていて、長男もそれを聴くともなく聴いていたんですね。
ごはんを食べ始めようとしたときに、うるさいから消そうかって思ったんだけど、長男がボソッと「この人しゃべり方がうまいね」って言ったんです。

ちなみに、この時見ていたのは、熊本選挙区のあべ広美候補の演説。
山本太郎氏とのコラボ映像。

実は、うちの長男、学校で生徒会の役員をやっていて、去年立候補した時に演説をしていたんです。
さらに、次期役員選挙の時に、後輩の応援演説を頼まれているそうで。

そのうえ、声優になることを夢見ていて、「話す」ということに興味があるんですよね。

そんなわけで、この演説を聞きながら一緒にお昼ご飯を食べました。

3年後には投票権がある長男

今は、18歳から投票できるようになりましたよね。
4月生まれの長男は15歳。
3年後の参議院銀選挙には投票権があることになる。

それを聞いて、びっくりしましたよ。
まだまだ子どもだと思っていたけれど、3年後には投票するようになるんだなあ、って思って。

それで、昼間にゆっくり長男と二人で話をする機会はあまりないので、いいチャンスだと思って選挙とか政治の話をしてみることにしました。

政治と税金の話

政治って何かといえば、シンプルに考えれば、「お金(税金)をどこから集めてどこに使うか。」という話なんだよね。

税金には、「富の再分配」という大切な役割があります。

吹けば飛ぶような整体院を16年経営してみて痛感するのは、お金ってお金があるところに集まるようにできているということ。

商売をすることを考えてみればよくわかるけど、お金がある人の方が有利なんですよね。
いい場所に店を構えることができるし、宣伝費もたっぷり使うことができる。
だから、お金がある人の方が断然有利なんです。

商店街がシャッターばかりになって、巨大スーパーにどんどん客を取られていくのは自然の摂理。
水が高いところか低いところへ集まるように、お金はお金があるところに集まるようにできています。

そして、その行きつく先は格差社会です。
しかし、格差社会はいいことではないので、税金は格差を是正するための調整としての役割があります。

つまり、お金があるところから税金を取って、お金のないところに流す、という役割です。

ところが、これまでの政治は、消費税を上げて法人税を下げてきた。
大企業を優遇するような制度をたくさん作ってきたわけです。

ということは、税金もまたお金ないところから金のある所に流れるようなるようになっているわけです。
これでは、格差がどんどん開いていくのは当たり前ですよね。

これは間違えているのではないか、という話をしました。

意思表示をすることが民主主義

今の教育は、親の言うことを聞け、学校の育うこと聞け、先生の言いうことを聞け。
協調性という名の下で、没個性を強いる教育です。

だから、なんとなく、お上の言うことに文句を言うことをは足並みを乱す行為で良くないことであると認識しがちです。
今のこどもたちかは、そういう教育を受けているんですよね。
中学3年生の長男は、まさしくその真っ最中なんです。

しかし、民主主義というのは違いますよね。

意見を言うこと、話し合いで決めること。
それが基本です。

ところが、あんまり人数が多くなりすぎると収集が付かないから、代表者を選んで議論してもらう。
自分の意見を代弁してもらう。
そういうことが必要になるわけです。

で、その代弁してもらう人を選ぶのが、選挙ですよね。

だから、本来は自分の意見をこの人のたくしますよという意思表示をする、自分の意見を反映させるための貴重な機会が選挙ということなのです。

そういうことは学校では習わないので、この際、きっちり教えておいて、選挙に行かない若者になってほしくないと思いました。

意外にも真面目に聴いてくれた

中学一年生のころには、反抗期だったのか、親の話なんて真面目に聴こうとしなかった長男ですが、最近は私の話をよく聞いてくれます。

政治の話も、選挙の話も、それから教育の話もきちんと真剣に聞いてくれました。
三年後には、自分で判断して投票ができるようになっていてほしいと思います。

また、自分の息子とこういう話ができるのは、親としてはとてもうれしいことですよね。

選挙というのは、こういう時間を作ってくれるきっかけにもなるのですね。
とても素敵な時間を過ごすことができました。