自然治癒力をもっと信じたほうがいい

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JOSHUA COLEMAN

僕は、整体の勉強を始めてから今年で20年になる。
この20年間の整体師としてのキャリアから言うと、多くの人は自分の自然治癒力を信じていないと思うな。

もっと、自分が本来持っている治ろうとする力を信じたほうがいい。
あまりにもそれが当たり前にあるものだから、その力を過小評価しているように思う。

逆に、医学の力、薬の力を過大評価している。
それらは自然治癒力の補助に過ぎない。
その事を解っておいたほうがいい。

それが、整体師生活20年になろうとしている僕の正直な感想だ。

生命としての基本的な能力

自然治癒力というのは、生命としての基本的な能力で、自然治癒力があるのかないのかで、生命かそうでないかが判別できる。

生き物でないものは、壊れたところを自分の力で直すことはできない。
放っておいて、いつの間にか直っているなんてことはないよね。

でも、生き物は違う。
傷がついても治る。
それは、生命の持つ力なのだ。

自然治癒力がなくなった時、医学は無力になる

逆に言えば、自然治癒力が発揮できなくなった時、生命は死ぬ時を迎えたということ。
こういう状態になった場合、医学は無力となる。
どんな最先端の治療法をもってしても、その状態を治すことはできない。

そして、人は死んでいく。
死を治すことは、どんなに最先端の治療法をもってしても出来ないのだ。

僕は、父を亡くした時にそれを実感した。

父は肺炎を悪化させて亡くなったんだけど、その時には、どんなに抗生物質を投与しようが、何をしようが、肺炎を治すことはできなかった。
もうすでに、その時の父には、肺炎を治すだけの治癒力がなかったのだ。
病院でどのような治療を施しても、彼は治ることはなかった。

ああ、もうすでに、彼には治癒力がなかったんだと思った。

自然治癒力を信じるとは

自然治癒力こそが、病気を治し、怪我を治すその根源の力なんだという意識を持っていない人が多すぎると感じる。
もし、自然治癒力を信じているなら、それを強化しておくとか、いい状態にしておくことが大切であると考えるだろう。

そのためには、日ごろから、しっかりと休養を取り、食事に気を使い、適度な運動をするような習慣をつけるだろう。

しかし、自然治癒力なんて眼中にないから、病気になったら病院で治してもらおう、などというイメージを持ってしまう。
でも、そんな患者さんはお医者さんだって迷惑なんだよね。

自分で何とかしようという人なら、医師のアドバイスもきちんと聞くだろう。
普段から健康に気を使っていれば、医師を悩ますようなことにはならない。

自分の健康に責任を持とう

自然治癒力を高めておくことは、自分にしかできないこと。

医師も、それから僕のような整体師やトレーナーなどという人たちも、24時間あなたの生活を監視しているわけにはいかない。
何を食べ、何時に寝て、何時間寝て、どんな運動をしているのか。

そんなこと、あなたしかコントロールできる人はいない。
あなたの生活はあなたにしかコントロールできないのだから、自分の健康は自分の責任なのだ。

年の初めだからこそ

年の初めだからこそ、今一度、自分の生活習慣を振り返ってほしい。

あなたの食べたもので、あなたの身体は出来ている。
あなたがお酒を飲めば、あなたの身体はダメージを受ける。
あなたが甘いものを食べれば、それが脂肪になり、やがては生活習慣病になるかもしれない。

運動もせずに過ごしていると、年とともに筋力が衰え、骨も弱くなる。
血行が悪くなり、体温も低下して、免疫力が下がる。

睡眠不足が続くと、ストレスがたまる。
すると、血行が悪くなり、脳にダメージを受ける。
脳は身体というシステムのコントロールセンターなので、治癒力も低下する。

そんな生活をしていて、果たしてあなたは病気に打ち勝つ身体を作ることができているのだろうか?

まとめ

怪我をした、病気をしたときに、一番頼りになるのは病院ではなくて自然治癒力だ。
その事を忘れてはいけない。

治すのは自分が本来持っている治癒力であって、医学はその補助に過ぎない。
このイメージをきちんと持っておいてほしい。

年の初めだからこそ、習慣を変えるチャンスなのだ。
このチャンスに、これまでの悪い習慣を改めて、健康的な生活を送るようにしよう!

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