現代人の体調不良は運動不足が原因

橋の上をランニング

僕は、2000年に整体の専門学校に通い始めたので、今年で20年になる。
整体の専門学校に通い始めた理由は、若いころにのめりこんでいたトライアスロンというスポーツの影響で、トレーニングと疲労回復の理論をきちんと学びたいと思ったから。

興味があることにのめりこみたいという欲求があったんだよね。
それで、整体専門学校を選ぶときにも、トレーニング理論を教えてくれるところを選んだ。

だから、このキャリアのスタートはトレーナーだったんだ。

運動不足の人が多い

整体の学校を出た後は、スポーツクラブに付属している治療院で修行をした。
スポーツクラブ付属治療院だったので、ここに通ってくる人たちは、スポーツクラブの会員さんやインストラクター、近所の部活帰りの高校生などが多くて、スポーツ障害をたくさん見させてもらった。

そこで2年半ほど修行をさせてもらった後に、今のあおぞら整体院を開業したんだ。
開業してみて思うのは、体調不良を訴えてあおぞら整体院にやってくる人たちのほとんどは、運動不足だということ。

もちろん中には、運動をしていて、そのメンテナンスに通ってくる人もいるのだけれど、そういう人は一握り。

運動が嫌い、面倒、仕事が忙しくて時間がない、そういう理由でもう何年も運動らしい運動をしていない。
そんな人がとても多いのだ。

運動不足で出てくる体調不良とは

運動不足の人たちが訴える体調不良にはどんなものがあるのか。

思いつく限り挙げてみると、肩こり、腰痛、首の痛み、頭痛、背中の痛み、膝の痛み、不眠、自律神経の失調、うつやパニックなどのメンタルの不調、肥満、高血圧、高脂血症などの生活習慣病、便秘、生理不順など、本当に様々だ。

運動習慣を身につけるだけで、これらの症状はほとんど消滅する。
そうなると、僕の仕事は上がったりなんだけど、その時には運動をするためのメンテナンスとして来てくれると嬉しい(笑)

おすすめの運動

そこでよく聞かれるのが、どんな運動がいいか?ということ。

一言でいえば、何でもいい。
ただ、できればこまめにできるほうがいい。

月に一回、ゴルフをするとか、たまにハイキングをするという類ではだめだよね。
週に2,3回はコンスタントにできるものがいい。

そうなると、やっぱり手軽にできるほうがいいよね。
例えば、自宅でもできる筋トレ、ストレッチ、ヨガ、ウォーキング、ランニングなど。

近くにプールがあるなら水泳もいいし、スポーツクラブがあるならジムに通ったり、エアロビクスなどもいいかもしれない。

そして、大切なのは、やっていて楽しいとか気持ちがいいと感じること。
健康のために、という義務感ではなかなか続けるのは難しい。

仲間を作るのもいいかもしれなけれど、仲間がいなければできないようであればそれはあまりいいことだとは言えない。
自分一人でも、気持ちよくできるものがいいよね。

三日坊主でいい

最初は三日坊主でいい。
なぜなら、運動すると疲れるのは当たり前だから。

疲れたら休む。
回復したら動く。
これを続けることで、だんだん疲れにくくなるし、回復も早くなる。

それに、体調がいい時ばかりではないから、今日は不調だなあって思ったら、さぼってしまうくらいでちょうどいい。
そして、体調が回復したらまたやればいい。

メンタルにも良い影響を及ぼす

運動は、気分転換にとてもいい。

さらに、運動中というのは、意識が身体に集中しているので、余計なことを考えなくて済む。
すなわち、マインドフルネスな状態に入りやすいのだ。

そのうえ、脳に対して新鮮な血液を送り込むことができるので、脳の疲労回復が早まる。
さらに、体力がつくことによって、ストレスにも強くなれるのだ。

運動をすることがメンタルにいい影響を及ぼすことは、様々な研究結果から明らかになっている。
うつ病患者に対する実験によって、抗うつ薬と同等かそれ以上の効果が出ることが実証されているのだ。

メンタルを病んでいる人は、ぜひ運動をすることをお勧めする。

便利な世の中が仇になっている

現代人が運動しなくなったのは、世の中が便利になりすぎたからだ。

昔は人間が肉体労働で行っていたことを、今では機械が代わりにやってくれている。
そのせいで運動不足に陥った人間は、スポーツクラブにお金を払ってせっせと運動しているというわけだ。

そう考えると、何とも皮肉な話だ。

精神疾患が増えているのも、身体を動かさない頭脳労働が増えたからかもしれない。
僕はそんなことも考えている。

まとめ

とにかく、現代人は運動不足によって体調を崩している人が多い。

運動が苦手とか、嫌いとか言っている場合ではない。
人間の身体は、動くように設計されているのだ。
なぜなら、人間は動物だからだ。

動物として生まれたなら、動かざるを得ない。
それは宿命として受け入れるしかないのかもしれないよね。