新型コロナウィルスの影響で家にこもっていると、どうしても運動不足になる。
そのうえ、一日中家にいると、常に身の回りに食べ物があるので「常に何かを食べている」という状況になりやすい。
これはもう、太って当たり前の状況だ。
この状況で、自分の体重がどんどん増加している、という人も少なくないはずだ。
体型は生活習慣の結果なので、生活習慣が激変する今、体型が変わってしまう人もたくさん出るだろう。
それを放っておくと、生活習慣病のリスクが高まる。
外でに出ると、コロナの感染リスクが高まり、家にこもると生活習慣病のリスクが高まる。
この問題を解決するには、「外出を控えつつ生活習慣を見直す」という方法しかないことは明白だ。
運動で体重を減らすのは限界がある
アスリート並みに運動するわけではないのであれば、運動量を増やすことによって体重をコントロールするのは難しい。
そもそも、運動による消費カロリーはさほど大きくない。
先日、体重70kgの私が約50分間のウォーキングを行ったところ、消費カロリーはたったの230Kcalだった。
これは、ごはんお茶碗一杯分のカロリーにも満たない。
しかも、この外出自粛生活の中では、出来る運動も限られてくる。
自分一人で、誰にも接触することなくハードなトレーニングをこなすのは、よほどの強い意志が無ければできないだろう。
さらに、運動をすれば、そのために必要な栄養を身体が欲しがる。
すなわちおなかがすいて、食欲がわいてしまう。
その食欲のままに食事をしていたのでは、体重をコントロールすることは不可能だ。
そもそも、毎日ハードなトレーニングをこなしているアスリートでさえ、常に食事管理を行っている。
食事に気を使っているからこそ、競技に最適な体型を維持することができているのだ。
結局のところ、食事をしっかり管理すること以外で、体重を管理することはできないのだ。
食事を管理する基本
食事を管理するための基本は、自分が何を食べたのかを記録することだ。
人は無意識のうちに何かを食べてしまう。
特に、何かをしながら食べたものは、ほとんど記憶に残らない。
試しに、昨日食べたものをすべて書き出して欲しい。
何を食べたのか、思い出すのが難しいということに気がつくだろう。
これは、家計を管理するときに家計簿をつけるのに似ている。
常に記録をしておかなければ、忘れてしまうのだ。
記録をつけるメリット
モノを食べるときに、「記録を付けなければ」と思うことによって、食行動にブレーキをかけることができるようになる。
何かを食べたいと思った時に、「これも記録しなければ」と頭によぎることによって、自分が何かを食べようとしているということに気がつくことができるのだ。
この少しの違いの積み重ねが馬鹿にならない。
さらに、自分の食行動の癖がわかるようになる。
どの様な時に食べたくなるのか、どのタイミング、どんな状況の時に食べているのか。
そういう癖を知ることで、対策を立てることができるようになる。
スマホアプリを活用する
カロリー管理用のスマホアプリは沢山ある。
無料で利用できるものもたくさん出ているので、自分で使いやすいものを探して利用しよう。
ほとんどのアプリが、食べたものの管理だけではなく、摂取カロリーや、体重管理なども行ってくれるので、これを利用しない手はない。
まとめ
コロナ自粛の最中で体重が気になる方は、食事管理をやって欲しい。
これによって、生活習慣病を予防できるようになる。
生活習慣病が悪化してしまえば、それだけでもかなりのリスクだし、万が一コロナに感染した時に危険な状態になるかもしれない。
コロナ予防の一環として、ぜひ、食事管理をしてほしい。
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