自信とは自分を信頼すること-自信の育て方

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自信がない。
自信がないから、いろんなことにチャレンジできないし、将来が不安で仕方がない。
うまく行かないことが起こると全部自分のせいにしてしまう。

そんな悩みを抱えている人は多い。
かつての僕もそうだった。
そんな僕が考える、「自信」について書いてみたい。

自信とは自分を信頼すること

自信とは、自分を信じることだ。
「信じる」には、「信用」と「信頼」がある。

「信用」とは、過去の実績を見て、この人はこれくらいのことができる人だから、この仕事は任せることができる。というよう意味だ。
すなわち、「その人の実績を信じる」ということ。

これに対して「信頼」とは、過去の実績とは関係なく、その人の人間性や将来性も含めて、この人なら大丈夫だと信じること。
実績など関係なく、無条件で信じることを「信頼」という。

「自信を持つ」という場合は、「自分を信頼する」ということ。
無条件で信じる。
将来の可能性も含めて、自分なら大丈夫だと思える、ということだ。

自信の育て方

では、どうしたら自信を持つことができるのだろう。
自信の育て方について書いてみたい。

子ども時代に愛されて育つ

理想的なのは、他人から褒められることだ。

特に、子ども時代に親や周りの大人達に褒められて育った子は、自信を持つことができる。
逆に、褒められた記憶がない子は、自信を持つことができない。
このときに、無条件で褒められるということが大切なのだ。
無条件の愛情を注がれて育つということだ。

条件付きの愛情、例えば、良い成績が取れたときだけ褒められる、という経験を重ねると、「なにか褒められるような成果を残さなければならない」と思うようになり、「何も成果が残せていない状態の自分には価値がない」と思うようになる。
このような状態では「自信」は育たない。

褒められたら素直に受け取る

では、子ども時代に褒められて来なかった子はどうすればいいのだろうか。
そういう場合には、自分で自信を育てなければいけない。

まず大切なのは、「褒められたら素直にそれを受け取る」ということ。

自信がないままに大きくなった人は、たまに褒められてもそれを素直に受け取ることができない。
「買いかぶり過ぎだろう」とか、「社交辞令だろう」とか、「過剰な評価だ」「本当の私の姿を知らないんだ」などと拗ねた受け取り方をしてしまう。

このような受け取り方をするのは、「自信の無さ」の裏返しなのだ。
まずは、この受け取り方を意識的に変えていこう。

「そうか、この人からはそう見えるのか」と、ストレートに受け取ることで、自分の良いところを発見できるようになる。
そこから少しずつ、自信の芽が育ち始めるのだ。

自分を褒める

誰も褒めてくれないなら、自分で自分を褒めてみる。
最初はうまく行かないかもしれないけれど、これも練習だ。

心のなかで自分に向かって、「よく頑張っているよ!」「いい感じだよ!」と声をかける。
意識的に続けていけば、自然とうまくできるようになる。

自分を責めない

なにか良くないことが起こったり、うまく行かないときに「自分のことを責めない」。
誰かの機嫌が悪い時に「もしかしたら自分のせいかも」と思わない。

うまく行ったことについては、自分は影響力のない人間だと思っているくせに、悪いことは自分のせいにしてしまうのは、考えてみればおかしなことだ。
しかし、自信のない人は、往々にして悪い結果については自分のせいだと思ってしまう。

「自分を責めない」と意識的に決めてしまう。
これも、なかなかうまく行かないかもしれないが訓練だと思ってやってみよう。
どんなときに自分を責めているのか、それがわかるだけでもかなりの進歩だろう。
多くの人は、当たり前のように自分を責めていて、その自覚すらできていないのだから。

自分を応援する

友達を応援するように、自分を応援する。
「大丈夫だよ」「あなたならできる」「なんとかなるから心配いらない」。
友達にならそういう言葉をかけるはず。

それと同じ言葉を自分にかけ続ける。
大丈夫。
絶対できるようになるから。

自分を大切に扱う

自分を大切に扱う。
自分の身体を労る。
セルフマッサージをする。
ストレッチをする。
筋トレをする。
ご褒美をあげる。
身体に良い、美味しい食事をする。
たっぷりの睡眠を取る。
いい音楽を聞く。
美しいものを見る。
お洒落をする。

自分を傷つけるものから遠ざかる。
自分を不当に扱う人から離れる。

自分を大切に扱うことで、自分は大切か使われる存在であることを自覚していく。
それが自信につながる。

自分を裏切らないと誓う

自分を褒める。
自分を応援し続ける。
自分を責めない。
自分を大切に扱う。

そして、それをし続けると誓う。
もう決して、自分を傷つけない、自分を裏切らないと誓う。

そして、その誓いを守り続ける努力をする。

そう、これは訓練なんだよ。
だから、意識的にやり続ける必要がある。

子ども時代にそれができるようにしてもらえなかったのなら、自分で意識的にできようになる必要があるんだ。
練習し続ける必要がある。

まとめ

自信とは自分を信頼すること。
「自分ならなんとかなる。なんとかできる。」という感覚。

子ども時代に自信を育ててもらえなかった人は、自分で育てる必要がある。

自信の有る無しは、人生に大きな影響を与える。
いい人生を歩くためには、ぜひ、自信を育ててほしい。

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