症状を抑えるのではなく全体の状態を上げていく

自由女性 整体・姿勢・身体の使い方
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僕は整体師なので、身体全体のバランスを見る、という視点を持っている。
実はこの視点が、カウンセリングにも生きている。
(世の中の見方や世界観もそういう視点で見ているような気がする。)

「症状を抑えればよい」とは考えない。
「症状をコントロール出来ればよい」は考えない。

全身の状態を良くしていく

整体もカウンセリングも、全体の状態を上げていくための一つの手段に過ぎなくて、それですべてが解決するなんて、まったくもって思っていない。
整体で腰痛が治るとか、肩こりが治るとか、ましてやうつが治るなんて口裂けても言えない。

身体のバランスを整え、筋肉の緊張を和らげ、心の緊張を和らげ、自律神経を整え、血行を促進する。
カウンセリングをして、考え方やものの見方を整えて、必要以上にストレスを感じないようにする。
必要があれば、運動の指導をする、栄養のアドバイスをする、生活習慣について言及する。

そうやって、全身の状態を上げていけば、必ず自然治癒力が働いて、不調が治っていく。
その人の身体が、自分から治ろうとする力が出てくる。

即効性より持続性

こういうやり方は、即効性はないかもしれない。
でも、持続性はあると思う。

自然治癒力を信じて、それを強化したほうが、効果は持続的だ。
薬に頼ったりすることなく、自分で自分の体調をコントロールすることができるようになる。

生活習慣病やメンタル疾患など、慢性的な疾患にはこういうアプローチのほうが効果が出る。

薬でコントロールし続けるのはとても大変なこと。
短期間なら良いけれど、長期間にわたると身体にも経済的にも精神的にも負担が大きい。

自然治癒力が機能していると、良い体調を長い間キープすることができる。

まとめ

症状が激しく、それが辛いときには、それを和らげることは必要だ、
しかし、それだけでは良い状態にならない。

全体を良くしていく事で、自然治癒力が働いて、良い状態をキープできるようになる。
そういう視点を忘れてはいけないと思う。

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