居心地のいい場所をつくろう-「まちなかヒュッゲ」という試み

2019年4月28日

突然ですが、あなたには居心地のいい場所ってありますか?

職場も家庭も、いろいろとストレスや問題があって、どうにも居心地がよくない。
そんなことはありませんか?

職場の人間関係も家庭の人間関係も、利害関係があったり距離感が近すぎて、なかなかうまくいかないこともあります。

つかず離れず、適当な距離感を保ちながら、自然体の自分でいられる人間関係を持っているということはとても大切なことだと思います。

そういう人たちに囲まれている空間というのは、とても居心地のいい場所になります。
いまの日本人に足りないのは、もしかしたら、そういう場所なのかもしれません。

まちなかヒュッゲという試み

先日、私が参加している、一般社団法人働く心を大切にする経営協会が、「まちなかヒュッゲ」というイベントを開催しました。

ヒュッゲ(Hygge)とは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉。


https://www.andersen-group.jp/danmark/hygge.html

幸福度ランキング上位常連国のデンマーク。
そのデンマークにはヒュッゲという言葉があって、そのヒュッゲを日本の街中で構築することで、居心地のいい雰囲気を体験できる場を作ろうというのが、この「まちなかヒュッゲ」の発想の原点です。

一般社団法人働く心を大切にする経営協会は、その名の通り、働く人たちの心を大切するような経営を目指す経営者を支援して、日本の労働環境を改善する運動を行っています。

この協会が掲げているのが、「幸福度経営」です。
従業員の幸福度を向上させることで、会社の業績を上げていこうという経営手法です。

仕事にやりがいを感じて、会社に愛着を感じている従業員が多ければ、おのずとその会社の業績は上がっていくという考えから、その実践方法を広める活動をしています。

ところが、なかなかこの、幸福度というが実感しにくいのではないか、とのことで、まずはそれを感じられる場所づくりをしてはどうか、という発想から、「まちなかヒュッゲ」というイベントをやってみようというアディアが出てきのです。

実際に参加してみた

そんなわけで、先日、4月24日に開催された「まちなかヒュッゲ」に参加してきました。

場所は、六本木のとあるレンタルスペース。
ケータリングの簡単なおつまみと参加者が持ち寄った飲み物で、思い思いに好きなことを話すというだけのイベントです。

プレイベントということで、協会のメンバーが集まったわけですけれど、最初に趣旨説明があった以外は、自由に過ごしていいということで、穏やかな集まりになりました。

キャンドルセラピストの藤原みづほさんによるキャンドルの演出とカラーセラピーがあり、穏やかな空間が演出されていました。

参加者は協会のメンバーばかりなので、同じ志を持っている仲間ということもあって、心理的安全性が確保されているいい空気のイベントになりました。

キャンドル
まちなかヒュッゲ

癒されつつエネルギーをもらえる場所

実は、私も一年前から、私が経営しているあおぞら整体院において、「スタイリッシュエイジングクラブ」という名の飲み会を、ほぼ月一のペースで開催しています。

この会の趣旨は、「スタイリッシュな大人になろう」というコンセプトなのですが、実は「まちなかヒュッゲ」と目指すところは同じなんだなあ、と思いました。

私のイメージは、スタイリッシュな大人って、自立していていて自由で、他人の痛みが解り、他人を尊重する人だと思っているのです。

そういう人たちが集まる空間は、きっと安心できる空間だと思うのです。
そういう空間だからこそ、心が疲れている人が癒されて、エネルギーをもらえる場所ではないか、という思いがあります。

そのあたりが、とても似ているなあ、という印象を持ちました。

そういう安心安全な場所で癒される、ということって、ありそうでなかなかないと思うんです。

これからの日本人に必要なのは、こういう安心できる空間なんじゃないか、という思いはあるし、同じような発想をする人が増えてきているような気もします。

日本人は頑張り方を間違えている

私は常々思っているのですが、日本人は頑張り方を間違えていると思うのです。
耐えるとか我慢するとか、マイナスを耐え忍ぶような方向への頑張りは幸せになれるとは思えない。

もっとみんなが幸せになれるように、もっと楽しく生きていけるように、そのためにはどうすればいいのかを考えるようにならなちゃいけないと思うのです。

そのための発想は、やっぱり幸せな空間からしか生まれないような気がするのです。

本来ならば、職場がそのような空間ならいいのですが、日本ではまだまだ、仕事は我慢するものだというイメージが強いです。

だからこそ、こういう穏やかで、自由で、心理的安全性が担保されているような場所を経験して、そこからエネルギーが湧いてくるという経験をすることは大切だという趣旨には、とても賛同するのです。

日本をデンマークのような幸せな国にしよう!

今後、この協会が「まちなかヒュッゲ」をどのように広めようとしているのか、どのような展開を見せるのかはわかりません。

ただ、協会のメンバーとしてこの活動に積極的に関与していこうと思っています。

もちろん、スタイリッシュエイジングクラブとのコラボも面白いだろうなあ、などと夢想しています。

興味のある方はぜひ、ご連絡ください。
いろんな方と、コラボしていけたら、安心安全な場所がどんどん増えていくと思います。

そして、この日本をデンマークに負けないような、幸福度の高い国に変えていけたらいいですよね。