早めに大胆に行動しようー危機管理の原則

サメのいる海と女性

いよいよ日本でも、新型コロナウィルスに感染する人が増えてきた。
東京でも、中国の武漢やイタリア、ニューヨークで起こっている悲惨な医療崩壊の危険性が現実味を帯びてきた。

さて、このような時に、どのような心持でいればいいのだろうか。

結論を先に書けば、「自分に出来ることは何か」ということを問い続けること。
そして、できることをやっていくといことしかない。

疫病は自然災害

疫病というのは自然災害だと僕は思っている。

日本は、自然災害にたびたび見舞われている。
東日本大震災や大規模水害などが記憶に新しい。

疫病と、地震や水害との違いは、じわじわと被害が広がっていくのか、一瞬で何もかも破壊されつくされるのか、とういこと。
新型コロナウィルスのばあい、目に見えない敵との戦いなので不気味だし、一瞬の勝負ではないので、災害であるという認識に立てないという特徴があるのだと思う。

僕は、東日本大震災の時に、被災地に足を運んで、避難生活をしている人たちに整体をした経験がある。
そこで、生々しい被災者の声をたくさん聴いた。

家を失った人、土地を失った人、仕事を失った人、家族を失った人。
そして、津波被害にあいながらも生き延びた人と、逃げ遅れた人の違いについても、たくさんの証言を聞いた。

その経験を、コロナとの戦いにおいても活かしていかなければいけないと思う。

早め早めの行動を心がける

津波に対して逃げ遅れた人たちは、まだ大丈夫だろうとか、まさかここまでは来ないだろう、と思っていた人たちだ。
もちろん、自分を犠牲にして、ほかの人たちを助けるために奔走して逃げ遅れた人もいたけれど。

助かった人は、早めに安全策をとった人たちだ。
家を捨てて、いち早く高台に逃げるという決断をした人たちが助かった。

危機管理とはどういうものか、ということを、この時に教わったはずだ。
つまり、ちょっとでも危険を感じたら、早めに決断をして行動を起こすことだ。

周りの人から、あいつは臆病だとか、気にしすぎだ、と言われるくらいの行動を起こすことが大切なのだ。
将来の予想を、安全側に見積もって行動をする。
万が一に備えて、大胆に行動する。

こういう感覚が必要なのだ。

命よりも大切なものはない

今回のコロナウィルスの致死率は、インフルエンザよりも高いのは確実だと言える。
そうでなければ、世界中で医療崩壊が起こるはずがない。

そう考えると、まずは、自分が感染しないように細心の注意を払うことが大切だ。
また、自分が感染すれば、自分の周りの人たちに感染を広げる結果になってしまう。

この状態をみんなが本気で阻止することを考えれば、被害を広げることは防げる。

よく考えてほしいのは、命よりも大切なものって、いったい何だろうか。ということ。
仕事やお金は大切だけれど、それは命を継ぐためのもので、命よりも大切なものではないよね。

ここは、少々のお金を失っても、借金が増えても、破産しても、仕事を失っても、命を優先させることが大切だ。
生きていれば、人生をやり直すチャンスはいくらでも来る。
しかし、命を失ってしまったら、取り返すことはできない。

大げさに聞こえるかもしれないけれど、それくらいの危機感を持つ必要がある。

あなたが躊躇しているものは何か

もし、あなたが大胆な行動がとれないでいるとしたら、その理由は何だろう?
そこをよく考えてみたほうがいい。

そして、その理由は、果たして命よりも大切なことなのだろうか?

津波から逃げた人は、家も何も、すべてを捨てて逃げた。
コロナウィルスは、津波のように一瞬で襲ってこないし、目に見えないから実感がわかないかもしれない。

しかし、よく考えてほしい。
今、あなたにできることは何か。
どうすれば、自分の命を守り、自分の大切な人を守ることが出来るのかを。

「杞憂だったね」で終わることが最高の結末

新型コロナウィルスが、じわじわと広がっている。
一人一人が、感染を広げないように行動をすることで、この災害の被害を小さく収めることが出来る。

そのために、手放さなければいけないものもあるだろう。
これは災害なんだ。
僕たちは今、災害の真っただ中にいるんだという意識を持とう。

早め早めに安全策をとる。
周りの人たちと比べて、臆病すぎるとか気にしすぎかな、なんて思っても行動したほうがいい。

こういう場合の、最高の結末は、
「ビビったけど、杞憂だったね。」
と笑えることなんだよ!