ダイエットをするうえで、避けては通れないものがあります。
それは「空腹感」です。
空腹を感じないでダイエットをすることは不可能です。
空腹とどう付き合うか、というのは、とても大切な問題なのです。
空腹は気持ちが良い
子どものころは、「お腹が空いた~!」という強烈な飢餓感を感じていたものだけど、大人になってからはあまり感じたことがない、という人も多いのではないでしょうか?
常に何かを口にしていれば、そういう感覚を持つことも少ないでしょう。
「気分転換」と言いながら、お菓子を口に放り込むことに慣れてしまえば、空腹はとても不快な感覚になります。
しかし、果たしてそうなのでしょうか?
胃腸も使い続ければ疲労してきます。
たまには休めてあげる時が必要なのです。
空腹を感じるということは、胃腸が休まって体調が良いという証です。
この感覚を大切にすることは、とても気持ちが良い事なのです。
自分の身体が健康であるということを感じる瞬間です。
「お腹空いた~!」
という感覚は、気持ちの良い感覚だと認識することが大切なのです。
「空腹」と「何か食べたい」は違う
あなたはどんな時に食べ物を口に入れるでしょうか。
この際だから、意識的に振り返ってみてください。
とくにお腹がすているわけではないのに、仕事で疲れた時、何か集中できない時、気分転換にお菓子を食べていないでしょうか?
「時間が来たから」という理由で、例えば、食欲がないのに朝ご飯を食べ、おなかが空いていないのにランチを食べ。。ということをしていませんか?
要するに、「身体が要求しているわけではないのに、何かを食べている」という状態を作っていないか、ということです。
このようなことをしていると、必要以上のものを食べてしまって、太ってしまうということが起こります。
昔は空腹が当たり前だった
私たちのご先祖様は、ずっと空腹と戦ってきました。
お腹が空いている、ということが当たり前だったのです。
私たちの身体は、それでも命をつなぐことができるようになっていると考えられます。
にもかかわらず、現代に生きる私たちの身の回りには、食べ物が溢れています。
これはとても幸せなことなのですが、生き物であれば当たり前の感覚だった「空腹感」を感じる機会が減ってしまいました。
このことが、新たな問題を引き起こしているのです。
空腹と仲良くなろう
「お腹が空いた」という感覚を味わうこと。
この感覚を大切にすることが、太りすぎを予防するうえで必要不可欠です。
空腹を感じた時に、「ああ、自分の身体は健康なんだな」と受け取り、気持ちよさを味わうようにしましょう。
不快で嫌な感覚ではなくて、気持ちよい感覚として受け取ることができるようになると、体重のコントロールが容易になります。
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