ボディメイクとダイエットの関係

女性ボディメイク 痩せるマインド
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女性ボディメイク

以前、このブログで、人が痩せようと思う理由には三つあると書きました。

そのブログの中に書いた、人が痩せようとする三つの理由とは。

  1. 減量(体重による階級制のある競技の選手が計量をパスするために行う)
  2. ボディメイク(カッコいい身体、美しい身体になる。競技パフォーマンス向上。)
  3. 健康のため(生活習慣病を予防し、いつまでも元気でいるため)
ダイエットの三つの目的-あなたが痩せたい理由は?
人がダイエットをする理由は何なのか。その理由は3つに分類できます。その分類ごとに求めるものが違うために、やり方や注意すべき点が違います。その違いを明らかにして、さらに、ダイエットの危険性にも言及します。

それで、減量につていはすでにブログで書いた。

ダイエットと減量との違い-減量の危険性を考える
ダイエットと減量。似て非なるもの。この違いを明確に理解していないと、健康を損なう危険性があります。この記事では、ダイエットと減量の違いについて説明して、注意すべき点を書きました。ダイエットで不幸にならないようにぜひ読んでください。

そういうわけで、今日はボディメイクについて書いてみたいと思います。

キレイになって自信を持ちたい

人が痩せようと思う理由の一つに、ボディメイクがあります。
つまり、カッコよくなりたい、キレイになりたいという願望です。

その奥底には、カッコよくなって、キレイになることによって、モテたいとか、第一印象を良くしたいという願望があります。
そして、自信を持てるようになりたい、という願いを持っている人もいることでしょう。

これは、承認欲求を満足させるための一つの手段というわけです。

多くの人は、痩せればカッコよくなると思いがちですが、実はそんなに単純な話ではないのです。
ただ単純に痩せるだけではカッコいい身体にはならないのですが、そこがわかっていない人が少なからずいるのです。

また、自分に自信がない、自己肯定感が低い人が、カッコいい身体を手に入れることによって自信をつけよう場合は気をつけておかなければいけないことがあります。

太っていないのに痩せたいという人

ダイエットの指導をしていると、決して太っているとは言えない人が、というよりもむしろ、スマートな人が痩せたいと言ってくる人がいます。

こういう人は女性に多いのですが、
「あなたは痩せる必要ないでしょう。」
というと、
「いえいえ、そんなことないんです。脱いだらすごいんです。お腹辺りがポッコリと、、」
なんて言うんですね。

でも、それは太っているというよりも、筋力低下とか姿勢の問題なんですよね。
そのまま痩せても、より貧相になるだけだし、下手すると栄養失調になって体調を崩す危険性があります。

一度なんて、
「体調を崩してげっそり痩せてしまった時に比べて今のほうが太っていると言われたから、あの時みたいに痩せたい。」
なんて言ってくる人がいて、どうしてそういう発想になるのかと驚いたこともあります。

なぜ、そこまでして痩せたいのか理解に苦しみますし、そういう発想だと健康にはなれないですよね。
ハッキリ言って、摂食障害になる人の発想です。

痩せればキレイになるという幻想

痩せればすべての問題が解決する、という幻想を抱いている人が多いということです。
でも、それだけではキレイにはならないんですね。

キレイな身体というのは、しっかりと筋肉がついてるものです。
筋肉も脂肪もついていないというのは、ただ細いだけで魅力的な身体とは言い難いわけです。

余計なものがついていないだけではなく、付いているべきものはちゃんとついているということが大事なわけです。

さらに、立ち居振る舞いや姿勢なども大きく影響します。
私は整体師なので、人の姿勢や身体の使いかたが気になります。

モデルさんの身体がキレイなのは、しっかりとトレーニングをしてきちんとした体づくりをしたうえで、姿勢、歩き方、立ち居振る舞いについて、常に訓練を怠らないからです。

それをやらずに、ただ痩せただけでキレイになれるはずがないのです。

摂食障害の危険性

キレイとか、カッコイイ、というのはとても主観的なゴール設定ですよね。
なので、どこがゴールなのかよくわからないという問題もあります。

もちろん、本人の精神が正常であれば、キレイとかカッコいいのイメージが明確になっている場合は問題ないです。

でも、もし本人の自己肯定感が異常に低いような場合、「どこまで行ってもキレイとは思えない」という事態になりかねませんよね。

その上、前述したように「痩せればキレイになる」と間違った考え方をしている場合、「もっと痩せなければ」とエスカレートしていくことが考えられます。

こうなると、極端に食べるもの減らしたり、食べることに罪悪感を感じるようになったりします。
すると、食べたものを吐いたりするようになってしまい、食事をコントロールすることができなくなります。

これが摂食障害です。

食べる量が極端に少ないので、脳が正常に働かずにうつ病などの症状が出てきて、さらに自分の状況を客観的に把握できなくなってしまいます。

こうなると本当に厄介で、ダイエットの危険性の最たるものだと思うのです。
間違えたダイエットは、栄養失調から精神疾患になる危険性がとても高いのです。

そして、キレイになろうと思って始めたのに、キレイとは程遠い結果になってしまいます。

身体を作り上げるというイメージを持つ

ボディメイクの場合、余計なものをそぎ落とすだけではダメで、作り上げるというイメージを持つことが大切です。

どこを落して、どこを作るのか。
明確なイメージを持つことで、摂食障害などの危険性を回避できます。

ボディメイクは、身体を作り上げるものなのです。

本質的な問題解決を考えよう

そもそも、「自信が無いから痩せて自信をつけよう」という発想が間違えています。

自信がないなら、「なぜ自信がないのか」という部分をもっと掘り下げていく必要があります。
つまり、本質的な問題解決を目指すべきなのです。
それを、痩せるという表面的な解決方法に走ることが間違えているのです。

もし、本質的な部分がわからない、というのであればカウンセリングを受けてみることをお勧めします。

そして、本質的な問題が分かった上で、やっぱりボディメイクという手段が良いというのであれば問題はありません。
キレイになるとか、カッコよくなることで、自信をつけることができるのは確かですから。

まとめ

ボディメイクはゴールが曖昧なだけに、ゴールのイメージをしっかりと持ったうえで始めましょう。
そして、ただ単にそぎ落としただけではなキレイにならないので、作り上げるというイメージを持ちましょう。

自分に自信がないなら、その問題に向き合うことが大切です。

痩せればすべて解決する、という単純な問題ではないということです。

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