何を食べて何を食べないのかという問題-自分の人生と向き合う

ワンプレートミール
Carissa Gan

ダイエットを突き詰めていくと、「食べ過ぎは太るけれど、必要なものは食べなければいけない。そのうえ、美味しいものは食べたい。」という、かなり複雑な問題であるということが分かる。

そういう限られた条件の中で、日々の食事を考えること。
それがダイエットであって、それこそが「健康的に生きる」という人生そのものの問題なのだ。

ダイエットというのは、「ただ痩せればいい」という単純な問題じゃないんだ。
「いかによく生きるか」という問題に、真摯に取り組むということなんだ。

何を食べて何を食べないか

身体のために積極的に食べたいものがある一方で、身体のためにはあまり必要ないけれど美味しいから食べたい、というものがある。

よりよく生きるということは、身体のために良いものを食べて、身体のためによろしくないものを食べないようにすることだと、単純に考えると、そういことだと思うんだ。

ダイエットというのは、何を食べて何を食べないか、を考えることなんじゃないかな。

身体のために食べたいもの

身体のために積極的食べたいものの代表はタンパク質だ。
この理由は単純で、私たちの身体はタンパク質で出来ているから。

タンパク質の中にも美味しいものは沢山ある。
私たちの身体は、必要なものを美味しいと感じるようにプログラムされている。

それから、ビタミン、ミネラル、食物繊維は、身体の生理機能を正常に働かせるために必要なもの。
これも、身体にとってはとても大切なものだ。

これらについても、私たちは美味しいと感じるようにできている。

塩分はミネラルの代表だ。
美味しいと感じるからこそ、調味料の基本として塩は欠かせない。

その他、新鮮な果物や多く野菜も私たちは美味しいと感じる。

糖分についても、私たちは美味しいと感じる。
これは、優秀なエネルギー源だからだ。

特に、私たちの祖先は飢餓と戦ってきた。
飢餓と戦ってきた祖先にとっては、何よりのご馳走であったに違いないのだ。

何を食べないか

しかし、エネルギー源は必要以上に食べると太る。
現代社会は、飢餓に陥る危険性はほとんどないと言っていい。

食糧が身の回りにあふれているので、いつでも手に入れることができる。
飢餓を怖れる必要はない。

そんな時に、過剰なエネルギー摂取の必要はない。

もっと言うと、農業が進化して糖質の供給が過剰になっている。
過剰になっているから、とても安価である。

安価であるから、つい食べてしまう。
そして、食べ過ぎてしまうのだ。

必要以上の糖質を摂取すると太る。
これは紛れもない事実。

必要以上の糖質を食べるのは、身体にとって良くないのだ。

嗜好品は必要ないもの

嗜好品というものは、身体にとっては必要ないけれど、それを摂取することによって気分が良くなるようなものを言う。

例えば、お酒とかたばことか。
コーヒーもそうだよね。

厳密にいうと違うのかもしれないけれど、甘いものも嗜好品と言える。
甘いものを食べると気分が良くなる、という人は多い。
甘いものを食べる幸せな気分になって、嫌なことを忘れることができる。

こういうものは、必ず摂取しなければいけないものではない。
必ず摂取しなければならないものではないうえに、大量に摂取すると健康を損なってしまう。

こういうものは、摂取しない方がいい。

ただし、難しいのは、ゼロにしてしまっていいのかという問題だ。
身体にはよくなくても、精神的な支えになっているとか、人生を豊かなものにしてくれるとか、そういう価値がある場合もある。

必要悪ともいえるかもしれない。

そういう場合に、どの程度摂取するか、を考えることは重要だ。
そのさじ加減も、その人の生き方を考える上では重要な問題。

そこには、その人の生き方が色濃く反映されるのだ。

正解ばかりを追い求めると味気ない人生になる

健康を追求していくと、味気ない生活になることがある。

身体に悪いものをすべて徹底的に排除していくという、行き過ぎた健康志向に陥ると遊びがなくなるのだ。

身体に悪いものを徹底的に排除していくと、食に対する楽しみが奪われてしまう
だからと言って、食べたいものを際限なく食べていて、健康になれるとは限らない。

つまり、そのバランスをとるということが大切だということ。

なにごとも、適量というのがある
メンタル的に満足ができて、食事楽しみを満足させながら、健康を損なわない程度に食べる。

そういうバランス感覚を磨く必要があるということなのだ。

バランス感覚を磨くには試行錯誤が必要

バランス感覚を磨くには、常に試行錯誤を続けることが必要になってくる。
試行錯誤は、自分と向き合うことでしか行うことはできない。

つまり、何を食べて何を食べないのか、という問題に対して、真摯に向き合うこと。
それは、ともすれば面倒くさいことなのかもしれない。

それよりも、あれを食べなければいいとか、これを食べれば痩せるとか、そういう単純な方が簡単だよね。
だけど、人生というのはそんなに単純な話ではないということ。

ダイエットとは、単純ではない人生としっかりと向き合うことでしか実現できないことなのだ。

まとめ

健康的な体型を維持して、健康的な生活をするということは、自分の人生と真摯に向き合うということ。

それを単純に、お手軽にやろうとするからうまくいかないのだ。

日々、何をどれくらい食べるか。
それを考えながら生活をするということは、自分の人生を生きるということに他ならない。

そう考えると、ダイエットとは、自分の人生と向き合うということだと言えるのかもしれない。