その体調不良、栄養失調かもしれませんよ

料理をする男性 健康的なライフスタイル
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料理をする男性

一昨日のこと、私が経営する東大和市のあおぞら整体院にやってきたお客様とお話をしていて、その人の訴える体調不良の原因は栄養失調じゃないかというお話をした。

その人は、足の裏がたまに痛くなる、という話をしていた。
そして、むずむずして眠れないことがあるというのです。

これは、むずむず脚症候群と言って、結構そういう相談を受けることが多い。

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現代人は質的栄養失調

むずむず脚症候群から、以前読んだ「うつ消しごはん」という本を思い出した。
この本は、広島で開業されている精神科医の藤川先生の著書。
藤川先生は、うつ病などの精神疾患の患者さんの中には、栄養失調、とくに鉄分とたんぱく質不足の人が多いということで、栄養指導を中心に治療に当たっている先生だ。

この著書の中で、先生は、現代人は「質的栄養失調」に陥っていると主張している。
質的栄養失調というのは、量的には足りている、あるいは多くとりすぎているのにもかかわらず、必要な栄養素が摂取できていないという状態を指す。

あまりにも簡単に食べ物を手に入れることができるために、栄養素のことなど考えないで簡単に手に入るものばかりを食べていると、栄養失調の状態に陥るということ。

そのために、脳が正常に働かなくなって、うつやパニック、強迫神経症、発達障害などと診断されるような症状が出てくるというのだ。
実際に、藤川先生は、栄養指導によってたくさんの患者さんの治療を行っている。

この本の中で、むずむず脚症候群にも触れているのだ。

炭水化物ばかりを食べている

それで、僕は、あおぞら整体院にやってきたこのクライアントさんに、鉄分とたんぱく質が足りていないのではないか、という話をした。
そうしたら、その人は思い当たる節があると。

その人は、炭水化物が大好きらしい。
「白米とか、パンとか、焼きそばとか、そういうの美味しいじゃないですか。それがごちそうだと思いません?」
と言っていた。
たんぱく質と鉄分と言われると、足りていないかもしれないと。

炭水化物は活動するためのエネルギー源としては優れているけれど、身体を作る材料にはならない。
私たちの体は、私たちが食べたもの出来ている。
その事実を忘れている人がとても多いのだ。

脳も筋肉も骨も血液も、セロトニンとかエンドルフィンとかそういう神経伝達物質も、すべて食べたものから作られる。
必要な材料が足りなかったらどうだろうか?
きちんと機能する身体を作ることができるだろうか?

食事を変えたら脚の痛みが治った人

そんな話をしていたら、僕が修行時代に治療院に通ってきていた若い男性のことを思い出した。
修行時代の話だから、かれこれ17年くらい前の話だけれど。

その人は、いつも脚が痛いと言って、鍼を受けに来ていた。
僕は鍼師じゃないので一度も担当したことはなかったけれど、トライアスロンをやっていると聞いていたので、親近感を持って彼のことを気にしていた。

ある日、待合室のところでその彼と立ち話をした。
トライアスロンの話をしようかと思ったのだ。

どんな練習をしているんですかとか、いろんなことを聴いた後に、「食事はどうしているんですか?」と聞いた。
すると、「炭水化物をたくさん摂るようにしている」という答えが返ってきた。

持久系のスポーツをする人は、炭水化物をたくさん取るというい人は多いので、当たり前の回答だと思った。
ところが、問題はその次の発言だった。

僕「炭水化物はどんなものを摂っているんですか?」
彼「主にお米。白いご飯ですね。」
僕「あー。ご飯は美味しいですよね~。それで、おかずはどんなものを食べているんですか?」
彼「おかずは食べません。」
僕「えっ!食べない?ぜんぜん?まったく食べないんですか?」
彼「はい。まったく食べません。」

僕はここでびっくりしてのけぞってしまった!

僕「え~!それはさすがにまずいんじゃないんですか?」
彼「そうですか?」
僕「それはまずいですよ。ちゃんとおかずも食べてください。肉も魚も野菜もきちんと食べたほうがいいですよ。」
彼「わかりました。これからはちゃんとおかずも食べるようにします。」

その話をしてから、彼は治療院に来なくなった。

しばらく来ないなあ、って思っていたある日、プールで泳いでいるとその彼に遭遇した。
(僕の修行先はスポーツクラブに付属している治療院だったので、その彼は会員だったし、従業員の僕は自由に使えた。)
そこでまた、話しかけてみた。

僕「最近、治療院に来ませんね。脚の調子はどうですか?」
彼「はい。おかげさまで、おかずを食べるようになったら脚が痛くならなくなりました。」
僕「あー、それはよかった!」
彼「やっぱり食事って大切なんですね!」

とまあ、そんなことがあった、という話を、くだんのクライアントさんにさせて頂いた。

現代人は食事を甘く見ているのではないか

このほかにも、食事を変えたら腰痛が治った人もいたし、とにかく原因不明の問題を抱えている人で食事が原因になっていると思われる人はたくさんいる。

食事というのは、車のガソリンとは違う。
エネルギー補給としてしか考えていないと痛い目に合う。

そして、現代の医者は栄養失調を疑わない。
この、食べ物が余っている時代に、栄養失調なんてありえないとでも思っているのだろう。

でも、私たちが思っている以上に多いのではないか。
僕はそう考えている。

とにかく、現代人は食に対してあまりにも何も考えていないと思う。
もっと、食に対して真摯に向き合う必要がある。

まとめ

私たちの身体は、私たちが食べたものを材料として作られている。

自分が何をどれくらい食べるか。
という問題について、真剣に考える必要がある。

精神疾患も含めて何らかの体調不良を感じている人は、今一度、自分の食事を見直してほしい。
医食同源とはよく言ったものだと、改めて思う。

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